広告批評ファイナルイベント


昨日広告批評がやっているイベントに行ってきました。
有料なんですが、チケットを友達がくれたので無料!
場所は恵比寿の日仏会館となかなかマイナーな感じです。
イベントHP

『ブランドの創造』
なんて大ゾレタ表題をつけるから、期待満々で行きました。

結果大はずれです。
司会の広告批評の人がよくなかった。
秋山さん、岡さん、服部さんのメンバー、面白くならないなんて意外です。

多分キューピーのブランディングが成功しているから、それを研究していけば、ブランドの創造がわかるのではなんて考えだったんだと思います。
途中から会場みんなつまらない感じで一致団結。
それを察したのか、岡さんが、「キューピーについて研究してもここにきている皆さんには意味がない。それよりも、秋山さんがキューピーのブランドを長く仕事として続けたことで、キューピーのブランドができたのだから、むしろ秋山さんを研究するべきだ。それで、秋山さんをまねて、まねてみて、まねれないと理解して、そこから自分はではどうしたらいいのかを考えないと」と司会者を方向転換させてくれました。
それでなんとか話が続く。

今年72歳の秋山晶さんは若々しく、感性がとても研ぎすまされていて、今の時代流れとかをうまくつかんでいる感じの方だという印象を受けました。
「ブランディングを考える時も、基本的には、始めに、このブランドは必要か必要じゃないかをベースに考える。必要となったら、ふさわしいかふさわしくないかを考える。
最終的には、ユーザが自分を表現できるかどうか。
例えば、アルプス天然水の水はエビアんより自分にふさわしいか?
それが、個人的なブランドになっていく。ブランドは社会より、個人の中にある。」
というのが印象的でした。
確かに、マス広告だけど、受け取るのは個人。

岡さんは、「商品にニーズ・ニュースがあるかどうかを考え、それがなくても、この商品が愛されるかどうか?が勝負になる。そう愛されるかを出すのが広告だと」「ブランドになるかどうかは、時間。長く同じ人が同じトーンで続けていくと自然とブランドになる。」という感じでした。

「メディア(現実)が先にあって、広告が追いついていない。広告がリアルなものに負けている。」という岡さんのコドバも印象的でした。

服部さんは、、、、ブランドを俯瞰してみれない。とおしゃっていました。
アーティストだという結論。


詳しい内容は広告批評にのるらしいですが、買うほどでないように思います。

それよりも、廃盤の取材を受けてる記事のほうが面白かったです。

廃盤インタビュー記事

時代はメディアなんですね。

以上報告でした。

チケットくれたあなた、ありがとう!

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