トラフさんのトークショウ

Y150で横浜が盛り上がってる。先週の土日ラ・マシンが歩いたらしい。見逃した!!

「骨」展ポスター
骨展の関係で会社内が面白い。
その繋がりで、会場の設計をしているトラフさんのトークショウがフォロゼロットで行われるというので行ってみた☆

トラフさんの鈴野浩一(すずの こういち)さん

がメインで話し、皆川さんの進行でのトークショウ。
トラフの仕事をスライドを使用しながら紹介していく形式で、模型から、施工前の場所、施工中の現場の写真などをみながら一連の説明が各案件ごとに展開された。
かなり、話が面白い。






上海の会社のオフィイス
しきっている壁がガラスと鏡のストライプになっていて、
鏡に映る像と、ガラスのむこうの景色がとけこんでしまい、不思議な錯覚をおこす仕組み。
実際どんな風に見えるのか体験してみたい。

駐輪場。もともとは外観をよくしてくれという話だったらしいが、自転車が前に置いてある状態をなんとかした方がいいと提案し、駐輪場を作ることになったらしい。
坂道によくあるあの○がどうやってつくられるのか興味があり、壁一面に○をつけることで、全体の繋がり感をだすのにもいいということで、○がほどこされている。
二輪の駐車代で家賃収入と変わらない利益があるとオーナを説得したというエピソードが面白かったです。




ナイキエアーフォースワンの企画展示
くつを水族館のまぐろの回遊展示にみたてて展示。
20足ずつ限定発売をし、入れ替えで合計360足くらいを販売する企画展示なので、始めは白い靴がならび、期間がすすむにつれて、右の写真のようにカラフルになってくる。
コンペだったらしいのだが、みごとなアイディアで勝ち取っている。
その発想がすばらしい。

机に蓄光塗料がぬられており、夜帰ってくる部屋の主人を出迎えるというもの。
一番右の写真の陰の交換がすごく面白い。

CMYKのサッカーボウル
グラフィックデザイナーではないので、五角形がサッカーボウルのシンボルなのだとしたらとう観点で発想したと語っていたが、黒がCMYでできているなんて考える事自体がかなりのグラフィック的観点だと感じました。

他にも沢山紹介されたのですが、ちょっと省略。
webでもっと詳しく作品がみれます。

「学生時代になぜその形なのか?と先生から泣かせるぐらい追求されていたのが今の根底にあるからかもしれません。」とおしゃっていたように、
全体的に全てにコンセプトがしっかりしていて、すみずみまで考えられている所が面白いと感じました。

さらに、一つの事がらで何通りも転用できる考え方をされている方だと思います。
「一石100鳥くらいのことがいい」とも話されてました。

つねにアンテナをはって興味をもって、なぜ?を自分で繰り返す。
この基本がすごくできている方でした。

今の自分はさてどうか?
できてないですね、忘れてます。
負けないようにこれからやっていきたいと思わせてくれるトークショウでした。

日産のY150の展示をトラフさんが手がけていて、かなり面白い空間ができあがっているみたいです。
少し写真をみせてくださいました。
「大の大人がバルーンの気流を考えるのに8時から22時までぶっとうしで悩んだりした。みんなそれがみたいから頑張っていた。みたいと思わせることが大切だ。」とうのが印象的でした。
もうすぐ公開。楽しみです♪

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