夜は短し歩けよ乙女


今年一年を振り返って一番面白くてわくわくした小説が「夜は短し歩けよ乙女」作:森見登美彦だ。

ある大学の男の先輩が後輩の乙女に恋している恋物語である。
大雑把にいったら一行に集約されてしまう内容だが、かなり不思議な世界が展開されて知らず知らずその世界に引き込まれていく。
黒髪の乙女はかなり変わった人物で大人の世界に憧れて夜の街をぶらり旅したり、大きな鯉の人形をしょっていたり。
そんな彼女に引き寄せられたのか?おかしな登場人物がいろいろ出てくる。
天狗みたいな樋口さん。豪快な歯科衛生士の羽貫さん。
パンツ総番長なんてヘンテコリンも。

小説の中に、朝の朝食はご飯派かパン派か?という詭弁の争いがでてくる。
そこでこの乙女の発した発言がなんともオモチロイ。

圧倒的にぶっ飛んだ変な世界だが、すごく面白い。
ぜひ一読したらいいと思う。



読んでくれてありがとう☆

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